衆院選真っただ中ですが、きわめて個人的なPCをめぐる異変について報告させていただきます。電気屋さんで買った新品のPCに、異様な工作がなされていたという、他に余り例のない事例報告の第一弾(前編)です。
1.プロフィール写真を変更
長きにわたって、PCをめぐる不可解事に悩まされておりますが、丸ごと成りすましという、余り例のない不可解事に悩まされております。ところが最近、この不可解事の不可解さを、あらためて感じさせられる事態に遭遇いたしました。
Chromeを開くと、右上にGoogleアカウントに登録しているプロフィール画像が表示されます。つい最近まで、ブラウザに自分の写真が表示されているか否かにはほとんど関心がなかったので、何時の頃から画像が表示されるようになったのか、記憶は定かではありませんが、ネイバーが君臨する日本でご紹介したように、YahooがGoogleを事実上乗っ取っていることに気がついて以降は、Chromeの表示にも注意を向けるようになりました。
それに連動して、それまでは目を止めることもなかった、ブラウザに表示される小さな自画像も気になり始め、背景の紅白だけが目立つ画像を、顔をメインにしたものに変えることにしました。多少なりとも、成りすましを排除することに効果があるかもしれないとの思いからです。
昔の写真ではなく最新の写真でないと意味がないので、PCのカメラで自撮りして、以下のように画像を入れ替えました。
Chromeを開くとすぐにはGooleは表示されず、まず、以下の②図にある、「セキュアサーチ」という隠れYahooのブラウザが開きます。Googleではないので、Googleアプリなどは表示されません。プロフィール写真も、背景が紅白の古いままです。
このセキュアサーチブラウザ上の「Google」アイコンをクリックすると、やっとGooleが登場しますが、最初にご紹介した①図の、内側がGoogleの二重ブラウザとして表示されます。ただし、内側のGoogleブラウザで検索すると、Yahoo検索が表示され、Gooleは姿を消し、Googleは検索としては全く機能しません。
この現象は、ネイバーが君臨する日本でご報告したようにすでに認識しておりました。しかし、Googleを呼び出して表示される二重ブラウザの、上と下(外側と内側)のプロフィール写真が違っているという画面を目にすると、二重ブラウザの異常さの異常さが、あらためて目に刺さりました。
二重ブラウザは、上がYahoo、下にGoogleが表示されますが、プロフィール写真は、入れ替える前は、上も下も、背景が紅白の画像が表示されていました。Googleアカウントで写真を入れ替えると①図のように、下のGoogle(Chrome)ブラウザ部ではすぐに変更が反映されて、顔がメインの新しい顔写真に変わりましたが、上のYahooブラウザ部は背景が紅白の古い画像のままです。
画像を入れ替える前から、Chromeを開くとブラウザが入れ子状態で二重に表示されていましたが、どちらも背景が紅白の同じ画像が表示されていましたので、両者は完全に一体化されているものとばかり考えていました。
しかし、Googleアカウントでプロフィール写真を変更しても、上(外側)のYahooは、背景が紅白の古い画像のままです。反映まで少し時間がかかるのかもしれないと思い、この時点ではこのズレそのものについては余り深くは考えませんでしたが、何時までも変わらぬ上下の写真の違いを眺めているうちに、単純なズレというには余りにも異様ではないかと思えてきました。
プロフィール写真は、10月の某日、2回変更しました。最初の画像の入れ替えは午前中、準備万端整えて、PCのカメラで自撮りした写真を使って実施。
実は、PCのカメラで自撮りするのは今回が初めてでした。DELLのPCでは、何をどうしても自撮’り(写真撮影)ができず、別の古いPCを使ったところ、いとも簡単に自撮り写真が撮れました。
スマホでは何度も自撮りしたことはありますが、視線が不自然で、顔写真としてはとても使えません。ところがPCではカメラが上部に固定されていますので、いとも簡単に自撮りができることが分かり、パシャパシャと何枚も撮ってしまいました。自撮りがこんなに簡単にできるのかと、感動したほどです。
撮れたての写真を使って、Gooleアカウントのプロフィール写真を変更。一仕事終えた気分で昼食を済ませ、あれこれ雑用も済ませた後、PCの前に座ってぼんやり休憩していたのですが、何気なしにまたもやPCでパシャパシャと自撮り。
汗もかいてお化粧も剥げ落ち、髪もぐじゃぐじ。面白半分で撮ったのですが、髪も梳かしてお化粧もバッチリした上で撮った午前の写真よりも、自然で明るい雰囲気の写真が撮れていてビックリ。この午後の写真は、外の光が入る部屋で撮ったということもあって、どれも非常に明るい雰囲気です。
被写体は同じ人間(わたし・久本福子)であるのに、何もかもきちんと整えて撮った写真と、数時間後’(3時間ぐらい後)、何の構えも準備もないまま、何気なく撮った写真とがこれほど違うのか。写真って不思議だなあと、つくづく感じ入った次第です。
思いがけない自然体の写真を見て、こちらを使うことにしました。すでに午前中に、Googleアカウントのプロフィール画像を、撮ったばかりの写真に変更済みでしたが、午後に撮った明るい写真に変更。その際、写真に写りこんでいた背景も削除して、左図のように薄い黄色を背景色に顔が目立つようにしました。
その後、髪を短くカットしましたので、雰囲気が少し変わっておりますが、この写真を使ったのが以下の③図です。
Googleアカウントでプロフィール写真を2度変更しましたが、2度目の変更後も③図のように、外(上)側のYahoo部のプロフィール写真は、背景が紅白の古い写真のままです。そこで、背景が紅白の画像をクリックしたところ、下図④が表示されました。同期はオンになっていますが、プロフィール写真は同期されていません。
上記④図のリンク先マークのある「Gooleアカウントの管理」をクリックすると、以下の⑤図が表示されます。「プロフィールの名前を設定」欄には「ユーザ1」と記載されていましたので、「久本福子」と書き換えました。
プロフィール写真を変更しようとしたものの、画像の変更機能はなく、⑤図にある編集マークの鉛筆アイコンをクリックしたところ、下図⑥のように色の変更だけが可能でした。
⑥ ⑤図にある編集アイコンをクリックしても、色の変更だけが可能。画像そのものを変更することは不可。
2.プロフィール写真変更から判明したブラウザ異変
実は、上記のセキュアサーチ(Yahoo)で表示される「Googleアカウント管理」は、本物のGoogleアカウント管理とは異なった仕組みになっています。Googleアカウントを登録している方はすぐにお分かりだと思いますが、本物のGoogleアカウントでは、個人情報管理に入ると、プロフィール写真も含めた個人情報は自分で変更、編集することができます。
しかし、「セキュアサーチ(Yahoo)」や「 Yahoo>Google(YahooがGooleを吞み込んだ)二重ブラウザの外側のYahoo」からは、自分のGoogleアカウントにアクセスすることはできません。
セキュアサーチ(Yahoo)では、ブラウザに表示されるプロフィール写真に自分の顔写真が使われているにもかかわらず、わたしはそのプロフィール写真を削除することも変更することもできないことを初めて知り、セキュアサーチ(Yahoo)に対する不信はさらに高まりました。
セキュアサーチ(Yahoo)は、使用者本人を完全に排除した形でブラウザを管理しているからか、Googleアカウントのプロフィール写真を変更したにもかかわらず、Chromeをクリックすると瞬時に開くセキュアサーチ(Yahoo)には、図③のように1日経っても変更が反映されません。
この結果を見て初めて、セキュアサーチ(Yahoo)とGoogleとは、システムとしても全く別物であることに気がつきました。
つまりは、セキュアサーチ(Yahoo)は、利用者本人の意向を完全に無視しているだけではなく、パラサイトしているGooleとも全く無関係にChrome=Gooleを動かしているということです。
ここで問題になるのは、検索エンジンとしてはYahooを使うことを公式に宣言している、マカフィーが導入されている全てのPCにおいて、二重ブラウザも含めた、わたしが経験しているような現象が発生しているのかどうかということです。
ネットには、マカフィーが入っているPCでは、Chromeが勝手にYahooに変わるという事例はいくつも報告されていますが、解消法も示されています。
解消法は、PCの設定画面内にある検索エンジンリストの、セキュアサーチ(Yahoo)をオフ(チェックをはずす)にするという簡単なものです。ただし、二重ブラウザ現象について言及した記事は目にしたことはありません。
二重ブラウザ現象は他にも事例があるのか、わたしのPCのみの特殊例なのかは不明ですが、こんな異様な二重ブラウザが表示されると話題にならないはずはないとも思われます。家にある他のPCでは、マカフィーが入っていないこともあってか異変は発生していませんが、マカフィーの有無だけが原因なのかどうか。おそらく、わたしのDELLパソコンにのみ発生する異変ではないかと思われます。
わたしの場合は、セキュアサーチ(Yahoo)をオフにしても異変は解消しません。リストからセキュアサーチ(Yahoo)そのものを削除しても解消しません。それどころか、マカフィーそのものをアンインストールしても、YahooによるGoole乗っ取り状況は解消しません。
さすがに、これほど異常にしつこい事例はなさそうです。ということは、二重ブラウザ現象も含めた異様な現象は、わたしのPCでのみ発生している異変だと考えざるをえないように思われます。
ここまでくると、わたしが購入したはずのPCとは全く別のPCを、わたしの了解をえずに購入させた、ヤマダ電機の対応があらためて問題になってきます。
日本の停滞と政業癒着(3. ヤマダ電機の異様な商法)
上記ブログに書いておりますように、わたしは2021年2月に、近くにあるヤマダ電機でDELLのノートパソコンを購入したのですが、展示品特価ということで店員さんに勧められて展示品PCを購入しました。
展示品PCは黒でしたが、帰宅して梱包を開けると、色鮮やかな青紫のPCが入っていましたのでビックリ。青紫のPCは直(じか)に見たのも初めてでしたし、店舗にも展示されていなかった珍しい色です。開けた瞬間、展示品とは違うと思いましたが、余りにも美しい青紫色に、展示品ではない新品を入れてくれたのだと思い、展示品とは違っていることに文句を言おうとは考えもしませんでした。それどころか、新品を入れてくれたことに感謝したぐらいです。
ところが、起動し始めてから今日まで、これまでどんなPCでも経験したことのない異変に悩まされ続けてきました。ヤマダ電機にも何度か相談に行きましたが、根本的な解決はほとんど不可能な状況が続いています。
わたしは、PCは絶対にネットでは買わないと決めていました。届く前にPCにどんな工作が仕組まれるか分からないという不信があったからです。実店舗ならば、その場で決めて買うので、事前工作の心配はありません。
ところが、数々の異変を経験する中で、ヤマダ電機で買わされたPCには、事前に工作がなされていたのではないかとの疑念が芽生え、その疑念が徐々に強まってきました。家にある他のPCでは発生しない異変ばかりだからです。
そして、つい最近、別の電気屋さんで新しいPCを買ったのですが、このPCと対比する中で、DELLパソコンには、事前工作がなされていたのではないかとの疑念は、確信に変わりました。
ヤマダ電機で梱包され手渡されたのは、ごく一般的な黒のPCではなく、他のPCとは間違いようのない、色鮮やかな青紫のPCあったということも、事前に準備されていた工作用PCであることの印だったのだと判断するに至りました。
PCを購入するに際しては、ネットでいろいろ調べたりしますので、わたしを監視している連中にはその情報はすぐに伝わります。ネットでは買わず、実店舗で購入することも認識されています。当時は実店舗の電気屋さんはヤマダ電機しかなかったので、たまに購入する電気製品も、中古品以外はヤマダ電機ですので、PCも購入先は1択です。
店舗での購入当日、NECパソコンを箱から出して見せてほしいと頼んでも拒否され、DELLへと誘導され、展示品特価だと勧めながら、展示品とは似ても似つかぬ色鮮やかな青紫のPCを買わせた店員さんの動きも、ぴったり符牒が合いますね。
新しいPC購入後の出来事もご報告したいと思いますが、長くなりますので、続きは次号に回します。余り時間を空けず、数日後に更新する予定ですが、場合によっては選挙がらみのブログを先に発信するかもしれませんが、近々、後編も公開します。