岸田総理の売国外交

岸田総理の売国外交

2023-05-16

従来の韓国政府とは全く異なる、超異例の対日政策を展開し始めた尹大統領と、それに呼応して日韓の親密な関係構築を急ぐ岸田総理。一見、喜ばしい関係改善のように見えますが、手放しで喜んでいいのかどうか。日本国民としては、この状況の大変化のウラには何があるのか、冷静に判断する必要があるはずです。

1.統一教会温存と日韓外交

今回も急を要するに気になる問題を取り上げることにいたします。

前号で取り上げた「理系偏重、文系潰しの愚策1」の続きや「事実は小説よりも奇なり・中編」の続きも早急に書きたいと思いますが、統一教会問題がうやむやのうちに放置というよりも、岸田政権によってひそかに保護され続けることになりそうな気配に、不気味さと怒りを覚えています。

しかも岸田政権は、統一教会への解散命令を出さず、今後も政府自らが統一教会を保護し続けるとの密約を韓国政府(尹(ユン)政権)と交わしたのではないかとの疑いが非常に濃厚です。

尹大統領は、日韓関係の修復の必要性を訴えて当選しており、大統領就任後も日韓関係修復の必要性を表明してはいましたが、当初は歴代政権同様、日本側の相応の対応=日本政府による新たな謝罪と相応の賠償金を求めていました。

最終的には、韓国政府が設置した基金に、日本から多大な支援を受けてきた韓国企業の一部が拠出した資金を使って徴用工の方々に賠償金が支払われることになりましたが、この韓国政府による基金構想が発表されて以来ずっと、韓国政府は日本企業からの資金拠出を強く要求していました。

しかし突如、韓国政府は、日本企業への資金拠出要求は事実上取り下げ、韓国企業による資金拠出だけで解決を図るという、韓国政府としては100%ありえぬほどの、急転直下の結末を迎えました。

誰がどう考えても、日本側がゼロ回答を続けていたならば、韓国政府のこの激変は、100%起こりえなかったことは明白です。日本企業はどこも1銭も出していません。日本政府も出していなはずです。

しかも韓国政府にこれほどの大激変を促したとなると、岸田政権がひそかに提供した捧げ物は金銭で表すならば超巨額資金になるはずですが、それは100%ありえません。100%ありえる捧げ物は、統一教会への解散命令は出さず、今後とも末永く日本人を生贄として統一教会並びに韓国国家にささげますとの密約以外には考えられません。

従軍慰安婦の方々は、自ら進んで慰安婦になったのか否かにかかわらず、どなたも、通常の仕事では入手不可能なほどの大金と引き替えに日本人兵士たちを相手になさってきたわけです。

彼女たちが手にした大金は、戦地から郵便為替で韓国本国の家族のもとに送金されていました。慰安所の管理人をしていた韓国人男性が「慰安所日誌」に書き記していましたね。

翻って、統一教会信者となって障害をもった韓国人男性や、無職で働かない韓国人男性や非常に貧しい韓国人男性と選択の余地なく結婚させられた日本人女性たちは、日常的に暴力まで振るわれながらも、洗脳が解けない限り、何十年にもわたって、これらの韓国人男性に奉仕し続けることを強制させられています。

韓国人女性はまず相手にはしない男性たちですが、日本人女性たちが性的に奉仕するだけではなく、経済的にも延々と貢ぎ続けています。自分の資産をつぎ込むだけではなく、日本の実家から無心してまで、無限ループの資金投入を余儀なくされています。

戦地での慰安婦行は平時とは違って大変だったとは思いますが、それに見合う大金を手にし、いつでも帰国することもできたわけです。これも韓国人の慰安所管理人が日誌に記しています。

統一教会の日本人女性たちは、非常に貧弱な韓国の福祉政策の肩代わりまで担わされているだけではなく、日本人信者たちから巻き上げる超巨額の献金などは、韓国のGDPを押し上げるほどの規模に達していますよ。

慰安婦や徴用工などを口実に韓国が日本に要求している賠償金の何十倍、何百倍もの巨額資金が、統一教会を通じて韓国に送られています。韓国政府や韓国国民は、この事実をどう考えているのでしょうか。

この問いは、日本の岸田総理並びに岸田政権の面々にも向けられるべきですね。

事実、岸田政権は、質問権行使を5回も繰り返し、国民を欺き続けています。国民の注視が薄れるのを待っているのでしょう。安倍、管元総理とは異なり、岸田政権ならば統一教会に厳しく対処してくれそうだとの国民の期待を逆手に取って、やる振りだけを見せたのではないか。

韓国を訪問して、岸田総理は韓国人徴用工の方々に「心が痛む」と謝罪を言葉を述べました。当時の韓国は、日本の統治下で急激に近代化が進んだとはいえ、世界大の戦時下では働く場も限られます。

韓国では、朝鮮王朝時代から出稼ぎが盛んでしたが、日本統治下では日本への出稼ぎが急増。日本政府は、韓国(当時は朝鮮)からの出稼ぎは許可制にしていましたが、許可されていない韓国人が大量に日本に密航し、不法に就労していたことが、当時の新聞に多数報道されていました。

徴用工の方々も、密航してきた方々も、働いた分の報酬は全員もらっていたわけです。年金までかけてもらっていた人たちもいたのですよ。にもかかわらず、なぜ日本に損害賠償を要求されるのか全く理解不能です。

岸田総理は、慰安婦にしろ、徴用工にしろ、働いて報酬を得ていた韓国人に「心痛む」と謝罪する一方、統一教会の餌食になって身ぐるみはがれるだけではなく、家族までもが貧窮にあえぎ、中には生活保護を受けざるをえないほどの状況に置かれ被害に遭っている自国民には心が痛まないらしい。自国民を顔色一つ変えずに見殺しにしています。

わたしの統一教会をめぐる岸田総理批判が見当外れになることを切に願っておりますが、念のため岸田総理に訴えます。

自国民を生贄にするような売国外交は即刻中止せよ!

統一教会には、即刻、解散命令を!

2.韓国との提携はもっとも危険

しかし岸田総理の売国外交は、自国民を生贄にしての統一教会温存だけではありません。日韓の企業や学生との交流を、政府主導で大規模かつ急激に進めようとしている点にも現れています。

例えば、日韓で半導体の共同開発を進めるとのことですが、これほど危険なことはありませんね。

韓国の半導体は、日本の半導体技術を韓国政府からの強い要請を受けて、技術移転されたものです。しかも当時世界を席巻していた日本の半導体は、アメリカからの強い圧力を受けて、10年近くもの間、事実上輸出禁止状態にありました。

アメリカが政治的圧力で輸出禁止にさせるほど、日本の半導体技術は世界の最先端を走っていたのですが、その技術が韓国の政治的圧力(慰安婦問題等を使った圧力)で丸ごと韓国に移転させられました。

日本の半導体が輸出禁止下にある中、韓国はその日本の技術を使った半導体を、ほぼ独占状態で世界中に輸出し、世界最大規模の半導体企業(サムスンなど)を擁する国家へと大変貌を遂げました。

しかし最大の問題は、韓国政府及びサムスンは、日本の無私の貢献については完全に隠蔽していることです。感謝する気持ちがあれば、今後とも支援してあげようかとも思いますが、隠蔽し続けた上に、慰安婦や徴用工問題をダシに、日本に対してさらなる貢献を要求し続けてきました。日本の支援、貢献を公開したならば、さらなるエンドレスの要求はできませんので、そのための隠蔽であることは明らかですが、非常にタチが悪い。悪すぎます。

世界最大の半導体企業として名をなしたサムスンですが、現在はその勢いに陰りが見えています。サムスンなどの韓国企業は、日本から移転された半導体メモリーの技術を超える、新たな半導体については自ら自力で開発することができずにいるからです。

昔は、PCや携帯やスマホなどに使われる、膨大な量の情報を記憶することができるという点に、半導体技術の最大の特徴があったわけですが、現在ではその利用域は拡大、多様化しており、記憶容量の多寡だけでは新時代のニーズには応えることはできなくなっています。

コロナの巣ごもり需要で急増したPCやスマホの売り上げも頭打ちになった結果、サムスンはその影響をモロに受けており、かつてないほどに業績が悪化しています。しかし自力での新領域への開拓、進出はほぼ不可能。

という状況下にある韓国にとっては、半導体の共同開発という、夢のような提案が日本政府からなされました。韓国にとっては、これほど強力な助け船はありませんが、日本企業にとっては悪夢でしかありません。

しかし岸田政権のみならず、経団連の都倉会長までもが、もうすでに日韓企業の交流促進のための基金まで創設し、前のめり的に企業間交流を促進する体制を整えています。

日本ではラピダスという、多分野の企業連合による半導体企業が設立され、未だどこも開発には成功していない2ナノ単位の半導体の開発を目指していますが、韓国企業に盗まれないように厳重に注意すべきです。

かつて、日本政府からの強い要請を受けたシャープは、サムスンに半導体技術の無償提供をしましたが、サムスンはそれだけでは満足せずに、当時、シャープの看板製品であった液晶パネルの技術も移転して欲しいと要求してきたという。

しかしシャープも、看板商品故にその要求は断ったそうですが、サムスンはいつの間にか、液晶パネルの技術を盗み、パネルの販売、輸出を始めたという。しかも盗んだ液晶パネルの技術を、シャープがサムスンの技術を盗んだとしてシャープを提訴したという。

強盗の居直りどころではありません。感謝を知らない、恩知らずというレベルをはるかに超えています。おそらくこれほど倫理観が完全に欠落した、悪質きわまりない国民は世界中探しても他にはいないと思われます。サムスンはおまけに、韓国内の反日団体に活動資金まで提供しています。

シャープが提訴された裁判は、最終的には和解したそうですが、シャープは逆にサムスンを提訴すべきだったと思います。盗んだ技術を我が技術と居直り、日本企業を提訴するとい例はさほど多くないかもしれませんが、韓国企業による日本の技術盗みは数え切れないほどあります。その具体例は挙げればキリも果てもありませんので割愛しますが、農業分野でもしかり。

余り争いを好まない、人のいい日本人や日本企業は韓国にとってはいいカモだと思います。統一教会は、その韓国特有の負の全てが凝縮されたような組織ですが、日本人信者ともども日本政府までもがひざまずいています。

以上、シャープ関連については、シャープの元副社長の佐々木氏の談話によるものですが、シャープの韓国に対する貢献は韓国内には知られていたらしく、佐々木氏が亡くなられた時には、韓国では韓国の恩人だとその死を悼む声が聞かれたとの報道がありました。

事実を知らされていたならば、韓国人も受けた恩義には感謝する気持ちは持っているということだと思います。最大の問題は、韓国政府や韓国企業が、日本の貢献については国内外に全く知らせず、隠蔽した上で、日本に対してエンドレスに謝罪と賠償を求めるように自国民を教育しつづけ、煽り続けてている点にあるわけです。

目下のところ、韓国にとっては、統一教会への解散命令発令を阻止することが焦眉の急となっていますので、解散命令が出されない間は韓国側の要求は抑えるという、異例の対応を続ける可能性は高いだろうとは思われます。しかしその韓国の異例の対応の変化は、多数の日本人を統一教会の餌食に供することと引き替えによってなされていることを、特に強調すべきだと思います。

岸田政権は自国民を生贄にする、こんな取引きを韓国政府とひそかに行ったのではないか。この推測が的外れになることを切に願っています。

なお、IT評論家、特に半導体分野に詳しい湯之上 隆氏が日本の半導体の凋落の原因は、日本の技術が韓国より劣っていたからだとの、年来の主張を国会で陳述したそうですが、にもかかわらず、経産省が自分の陳述を無視した政策を進めていると、以下のような批判を展開しています。

プレジデントオンライン
経産省が出てきた時点でアウト…日立の元技術者が「日本の半導体の凋落原因」として国会で陳述したこと 湯之上 隆 によるストーリー 2023/5/15

日本にはIT分野の評論家がほとんどいませんので、その数少ないお一人である湯之上氏のお名前はよくお見かけするのですが、わたしが目にした範囲では、湯之上氏は、日本の半導体事業の凋落には、10年近く続いた、アメリカによる事実上の輸出禁止措置が大きく影響していることについては全く触れていません。

それどころか、政治的圧力によって、日本の半導体技術を韓国に無償で提供したことについても全く言及はありません。わたしがこれまで読んだ湯之上氏の記事は、韓国の技術が非常に優秀で日本をはるかに上回っていると礼賛する記事ばかりです。

韓国礼賛記事ばかりなので、湯之上氏の記事は読む気も起こらずスルーしていたのですが、記事のタイトルにある「国会」に目が止まり、国会で何を話したのかと思い久々に読んだのですが、やはり韓国礼賛記事でした。日本は半導体分野には進出するな!というのが、湯之上氏の主張らしい。

ところで先日、初めて目にした町田徹という評論家の方が、アメリカによる日本の半導体輸出禁止下で韓国の半導体が世界の半導体市場を席巻するに至ったのは、アメリカが韓国を使って日本の半導体潰しを目論んだ結果ではないかと指摘していました。ここまでの言及はおそらく余り例はないように思いますが、一読即、なるほどと思いました。

わたしは長らく、アメリカはなぜ日本の半導体には輸出禁止をかけ、韓国の半導体には市場独占を許しているのか、ずっと疑問に思ってきましたが、実はアメリカは韓国を使って、日本の半導体潰しを意図的に進めていたとなれば、理由は明快。まさかそこまではと思っていましたが・・・。

目下スタートしたばかりの、日本の企業連合による新たな半導体技術開発に対しても、アメリカが韓国を使って、日本の半導体技術潰しをひそかに画策するのではないかと心配です。韓国に対しては特別待遇、日本に対しては隷従を強いるバイデン大統領が近々来日されますが、隷従以外に対応する能力がなさそうな岸田総理ゆえ、成り行きが心配です。

遠路、日本を訪問してくださるバイデン大統領に対しては心から歓迎したいとは思いますが、これ以上日本を弱体化させないでくださいとお願いしたい。

それはそうと、宮崎県にある旭化成の半導体工場が、一昨年、不審火よって全壊に近い被害を受けて、工場の再建ができないままになっていますが、日本政府はなぜ自国の半導体企業の再建に手を貸さないのか。

3.「科学漫画サバイバル」・日韓提携の実態

経団連は日韓提携に前のめりになっていますが、前項でご紹介したごく一部の事例でも、日韓連携の危険性は十分に伝わったかと思いますが、現在進行形の事例をご紹介いたします。

子どもたちに大人気の、韓国発の科学漫画、「サバイバルシリーズ」です。この漫画シリーズには、韓国の+-両面の特徴が現れています。

参照:「科学漫画サバイバル」シリーズ累計1000万部突破!シリーズ初のアニメ映画DVDの発売も発表 プレスリリース発表元企業:株式会社朝日新聞出版 配信日時: 2020-09-24 財形新聞

余り詳しい情報は公開されていませんが、この科学漫画は2001年に韓国で最初の数巻(上記の記事参照。Wikipediaは必ずしも正確ではない。というよりも、韓国に有利な内容になっています。)が出版されたそうですが、もともと韓国では出版物の販売数は1万部でベストセラーと呼ばれるほど極端に少ない関係上、漫画といえどもベストセラーになって話題をさらうという状況からはほど遠かったらしい。

ところが、日本の朝日出版(朝日新聞系列)が日本語版を発売すると徐々に人気が出始め、やがて日本で大ベストセラーに。2021年現在で、日本での販売部数は1100部を突破、韓国、中国、タイなど世界で3000万部に達しているという。韓国単独での販売数は発表されていませんが、おそらく日本の1割前後ぐらいだと思います。

「科学漫画サバイバル」シリーズは、(注・日本では)2008年に『無人島のサバイバル』『昆虫世界のサバイバル1』『恐竜世界のサバイバル1』初版各8,000部でスタートし、現在45テーマ71巻となっています。(2020年9月時点)」

「科学漫画サバイバル」シリーズ累計1000万部突破!シリーズ初のアニメ映画DVDの発売も発表 財形新聞)

読むと確かに面白い。非常に破天荒な構成、ストーリー展開。シリーズのスタートが生物系だったこともあり、生物たちの生き残りをかけた「サバイバル」ものとして漫画のコンセプトを設定されていますが、ここにこそ、科学漫画シリーズとして、他の追随を許さぬダントツの面白さの秘密があると思います。加えて、キャラ立ちがすごい。

しかしこの科学漫画が、大ベストセラーとして爆発的な人気を博するようになったのは、日本で出版して以降であることに注目する必要があると思います。物理や化学などの、いわゆる純粋科学分野のテーマでの出版は日本での出版以降のことであり、シリーズ中の上位売上も、日本で出版されたテーマばかりです。

わたしはこの漫画は、ごく一部に目を通しただけですが、日本で出版したこと=日本人の協力を得たことが、その後の大シリーズ化を可能にしたと思います。現在は82テーマ(82巻)もの大シリーズになっています。「科学漫画サバイバル」シリーズ 82巻

日本の出版社=朝日出版の編集部の協力や、日本の専門家のアドバイスや提案などもあっての大シリーズ化であったことはほぼ間違いはないはずです。テーマによっては、日本の専門家の解説がそのまま掲載されているケースもありますが、日本の専門家による解説が掲載されていないテーマでも、日本の専門家の様々な提案なしには生まれなかったはずです。

韓国の大学では、専門書は原書(英語)で読むのが一般的だとのことですが、韓国語に翻訳された専門書はほとんど出版されないからだという。10年余り前に何かの記事で目にしたのですが、短期のうちにこうした状況が激変するとは思えませんので、おそらく現在も似たような状況ではないかと思います。

そもそも韓国では、小説などの一般書でも、反日がテーマの小説などでは超異例に300万部も売れることはあるそうですが、通常は1万部でベストセラーという出版環境ですので、一般向けに書かれた科学などの専門分野の本の種類も、日本とは比較にならないぐらい少ないはずです。日本では、多種多様な専門分野の一般向け書籍や子ども向け書籍が、膨大な種類出版されています。

日本とは全く異なる教育環境、読書環境にある韓国だけで、82テーマもの、科学に関するありとあらゆる分野を網羅した科学漫画を出版することはまず不可能だろうと思います。

形の上では韓国で出版された漫画が邦訳されて日本で出版されるという形になっていますが、実質的には日本語で出版された漫画が韓国語に翻訳されて韓国で出版されているのではないかと思いますが、表向きには日本では韓国語からの邦訳版となっています。

作者も全て韓国人。日本人専門家が協力していても日本人の名前は協力者としてすら掲載されていません。海外でも大人気で3000万部も売れているそうですが、儲けは全て韓国に吸い込まれています。それ以上の貢献としては、世界で3000万部も売れているというこの科学漫画シリーズによって、韓国人に対する世界的評価が爆速的に上がっているのではないかと思われます。

と、韓国発の科学漫画について長々とご紹介してきましたのは、韓国と提携すると成果は全て韓国に吸い込まれてしまいますよとお伝えしたかったからです。

もちろん、この科学漫画シリーズは、韓国人漫画家の造形力が魅力の核心にあることは間違いありませんが、日本での出版、日本人の協力なしには、大シリーズ化も大ベストセラー化も不可能であったはずだということと、この漫画の出版に関係した韓国人は日本人の関与、協力については完全に隠蔽しているという点については、強く指摘しておきたいと思います。

なお、科学漫画も自力では出せないような韓国人が、なぜ、IT関連では日本を超えているのかとの疑問を感じる方もおられかもしれませんが、ネット関連事業では、プログラミングができれば、個人でも、あるいは小規模企業でも、世界大規模の事業展開が可能だからです。加えて、韓国人は絶えず世界を目指していますし、世界の覇者たらんとの気概も旺盛。

ところで、「2」の項目に関連する事例を一つ追加しておきます。韓国企業がアラブ首長国連邦(UAE)の原発建設の受注に成功したものの、原発を自力では完成させることができず、東芝の協力を得て完成させましたが、この事実も隠蔽されています。(2023/5/18)

なお、官僚の天下りと理系偏重の愚「4. 理系偏重、文系潰しの愚策 1(2)アルゴリズムに必要な知」の以下の箇所について一部修正しました。

「その抽象性とは、0と1という信号を記号化したり文字化することで、最終製品を動かすという点にありますが、その抽象性故に、従来の物理学的世界を領域横断的に拡張しつつあります。抽象性が持つ根源的な威力は普遍性にあるわけですが、デジタル技術はその根源的な威力を日々拡張しつつあります。(「ニュートン力学的世界」に関する記述を訂正しました。5/16)

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